よこで見守る子育て

二児(小4、小6)の母です。どんぐり倶楽部を指針とする子育てで、こどものペースを大切にしています。

子育て中は、近所のおばちゃん、おばあちゃんへの挨拶が大切

「地域で子どもを育てることは、できると思いますか?」

週末に行った講演会での話題の一つ。会場では、地域住人の巻き込み方とか、仕組み作りとか、色々話されていました。どうやら難しい問題のようです。

「地域」の範囲はどれくらいを指すのか分かりませんが、私が頼りたい地域の人は、自宅から50m以内の距離でしょうか。いや、30mかな。

緊急事態や、帰宅したらママがいない!みたいな状況とか。こどもが困ったときに行くことができて、私も迎えに行きやすい距離。いくら仲がよくても、自宅から遠くては頼れません。雨の日とか、大変です。

私は親族が近所にいません。近所というか、近県にもいない。なので、頼れるのは友達とご近所さんだけ。子どもが生まれてからは、ご近所さんへの挨拶はしっかりとしています。マンションに住んでいるときも、戸建てに引っ越してからも。道で会ったら立ち話もします。もちろん、こどもも仲良しです。その中には、こどもが困ったとき助けてくださる(であろう)方もいます。あの人と、あの人と・・・と数人顔が浮かびます。

子育て中に頼れる人をつくるには、行政の働きかけでも、何かしらの仕組みでもなく、ただ笑顔で挨拶をするだけ。その積み重ねが大切だと思います。積み重ね中に、相手の人となりも分かるし、自分の状況も伝えられます。

数か月前。洗濯物を干していたら、向かいの家のベランダに、手を振る子どもがいました。うちの子でした。庭に咲く花をみせてもらい、ついでにお宅訪問したみたい。そこの家のおばあちゃんは、絶対助けてくれる人だと思いました。