親がこどもにできること
長女ちゃん、3年生。
女子たちは「誰が誰を好き」という話が楽しいらしく、長女も友達によく聞かれるそうです。それがとっても面倒で、嫌で嫌でたまらないらしい。
「友達の好きな人を聞いて、応援するならまだいいよ。でも、みんな噂したいだけで、秘密にする約束も守らないんだよ。何が楽しいのか、わけが分からん!」
泣きながら怒っています。その話が出る前に、担任の先生が怒りすぎてて納得いかないという話をしていたので、感情が高ぶり、うわーっと泣きながら訴えます。ちなみに、長女が先生に怒られるのではなく、クラスメイトが先生に怒られすぎている状況。
噂の話について私が伝えたこと。世の中の8割くらいは噂好きの人間で、だから昼間のワイドショーは人の噂ばかり、あーだこうだ言うわけで。きっと、そのくだらない状況は、中学まで続く。高校、大学に進むにつれて、自分と似た考えの人に出会える。今だって、小学校以外の友達を作れば、気の合う友達に出会える可能性もある。そして、学校の人間関係が本当に嫌になったら、その学校には行かなくてもいい。そんなことを話しました。
「あー、スッキリしたー!」
涙で濡れた目をぬぐいながら、長女ちゃん笑顔。私の言葉が少し響いたのかしらと思ったら、違いました。ママに思ってること全部言えてスッキリしたそうです。そうね、聞いてもらうだけでスッキリするよね。
うんうんと親が話を聞いてあげるだけで、子どもはスッキリする。その時間は、大切にしなくちゃなー。