大人が子どもにいうダメは、けっこうダメではない気がする
女子って小さい先生になりがちです。
もちろん、うちの長女も。
先日も廊下を走る上級生を長女が注意して、そしたら上級生に「5年が6年を注意するのは、やめた方が良い」と言われたと、プンプンしながら話してました。
まぁ、長女は正しいことをしたわけで、それを咎められたらおもしろくはない。
でも私は、注意したり怒ったりしてその行動を止めるのは、全て正しいわけではないと思っていて。
そんな話を長女としてたら、納得いかない長女は泣いて…というか号泣して抗議してました。
長女「じゃあママは、廊下を走っている子をみたらどうするのっ⁈」
私「そうねー。あらあら、走っとるわー。って思うかなー」
長女「は?何それ。そんだけ?だって廊下は走っちゃいけないんだよ!」
私「でも子どもだし、長い廊下みたら走りたくなるときもあるでしょうよ」
長女「もうママとは話にならん!もういい!話したくない!」
会話終了。
その後しばらく泣き、お風呂に行きました。
ちょっと落ち着いたところで、再び会話。
私「これすると誰かに怒られるからやめとこーとか、先生が怖いからやめとこーとか。ママは、そんな理由でやめとこってのは違うと思うのよ。なぜダメなのか、本当にダメなのか、そんな考えを互いに話して、じゃあこうしよっかと決めたり、違う行動を認め合うってのが大切だと思うのよ。怖いからやめよって、それって恐怖による支配なわけじゃん。そんな関係楽しいかって、楽しいわけないじゃん。もちろん、大人が恐怖で子どもを支配するってのも、ママは嫌いなわけ。それは、長女も分かるでしょ?」
長女「まあねー、わかるよ、それは。」
私「だから注意するってのも一つだけど、それ以外の何かもあるかなーと。自分にとってはダメだけど、相手にとってはダメじゃないのか、じゃあどうしよっかとね、色々考えれるようになったら、それを今のうちにしとくと、長女ちゃんは最強になるわけよ。だから、ねばならない的な考えはさー、やめた方がいいと思うんだよねー」
とかなんとか、のんびりした口調で、お風呂あがりマッタリしている長女と会話。
さて、私のこの分かるような分からないような考えは伝わったんだろうか。