塾は上手に利用するものなのだ。
次女の友達が塾に通い始め、ママが不安になっている。模試の結果が、偏差値50を切っていたからだ。塾の宿題をこなすのに、遅くまで子どもと取り組み寝不足。できない子どもを叱り、その後自己嫌悪。
塾は利用するものであって、塾に利用されてはいけない。振り回されてはいけない。
行きたい・行かせたい学校を決めて、その学校の過去問から試験合格に向けての対策をたてる。
その対策の一つに塾の利用があるわけで、塾での偏差値を上げることが通塾の目的ではない。
そんな話を友達ママに優しく話したら、不安はずいぶん解消されたみたい。
みんな楽しく子育てしたいのに、子どもを思いやる方法を間違えると、苦しくなってしまう。
頑張りすぎず適当なくらいで、ちょうど良いと思う。
うちの子が塾に行きたいと言い出したらどうしよう。勉強しまくりたいと目を輝かせて訴えてきたら、行かせよかな。
それよりも、知性と教養のある大人とおしゃべりする方が楽しそうだな。
知性と教養といえば。
近所の内科に行ったら、いつものごとくガラガラ。院長に、新型コロナの影響で患者さんは増えましたかとたずねたら、「このへんの人はね、知性と教養があるから慌てないんですよ。」とのこと。
知性と教養。私はあまりないなー。